発注管理
定期発注 / 定量発注 / 2瓶方式
発注管理
定期発注 / 定量発注 / 2瓶方式
原価計算
売上原価
棚卸評価
先入先出 / 後入先出
定期発注は決まった期日に発注,厳密な管理が可能
定量発注は決まった量ずつ発注,手間は少ない
売上原価 = 期首残高+当期仕入高−期末残高
先入先出は先に入ったものから先に販売する
在庫管理における定期発注方式に関する記述として,適切なものはどれか。(AD_H19春_問73改)
ア 重要度の高い品目を管理するのに適した方式である。
イ 単価が低く,品質劣化の心配が少ない品目を管理するのに適している。
ウ 常に一定量を発注する方式である。
エ 発注点方式ともいわれている。
正解 ア
定期発注方式は,厳密な在庫管理が可能なので,重要度の高い品目の管理に適しています。
イ〜エの選択肢はすべて定量発注方式に関する記述です。
イに関して,品質劣化の激しい商品の場合は,消費期限に応じて定期発注を行う必要がありますが,そうでないなら定量発注で問題ありませんね。
期首商品棚卸高20百万円,当期商品仕入高100百万円,期末商品棚卸高30百万円のとき,当期の売上原価は何百万円か。(AD_H19春_問65)
ア 50
イ 70
ウ 90
エ 110
正解 ウ
売上原価 = 期首残高+当期仕入高−期末残高に当てはめて解いても良いですね。
もしくは,元々20合ったところに100仕入れたので120個あるはずです。期末にカウントしたところ30でしたから,
120−30で,
90が売れた分(売上原価)と理屈で考えてもいいですね。
商品Aを先入先出法で評価した場合,当月末の在庫の評価額は何円か。(FE_H23春_問76)
ア 3,300
イ 3,600
ウ 3,660
エ 3,700
正解 エ
5日と30日に商品Aを合計で60個払出しています。
先入先出法なので,古いほうから60個払出していることになります。つまり,1日の前月繰越分10個,4日の仕入分40個,7日の仕入分から10個で合計60個です。
残っている分は7日の仕入分20個,10日の仕入分10個の合計30個です。これに単価を踏まえて計算すると
20×130+10×110 = 2,600+1,100=3,700
となります。
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