補助記憶装置の2
光ディスク(CD・DVD・BD) / MO
フラッシュメモリ / FD / 磁気テープ / SSD
補助記憶装置の2
光ディスク(CD・DVD・BD) / MO
フラッシュメモリ / FD / 磁気テープ / SSD
光ディスクには,読取り専用型,追記型,書換え可能型がある
フラッシュメモリは携帯端末の保存媒体として利用される
USBメモリやSDカードはフラッシュメモリである
SSDは半導体メモリを利用した記憶装置である
コンピュータの補助記憶装置であるDVD装置の説明として,適切なものはどれか。(IP_H25春_問70)
ア 記録方式の性質上,CD-ROMを読むことはできない。
イ 小型化することが難しく,ノート型PCには搭載できない。
ウ データの読出しにはレーザ光を,書込みには磁気を用いる。
エ 読取り専用のもの,繰返し書き込むことができるものなど,複数のタイプのメディアを利用できる。
正解 エ
CD,DVD,Blu-rayなどの光ディスクには,読出し専用型,追記型,書換え可能型といった複数のタイプがありますので,エの記述が適切な説明です。
他の選択肢を順番に確認していくと,
アについて,DVDドライブであればCD-ROMを読むことは可能です。反対にCDドライブでDVD-ROMを読むことはできません。
イについて,DVDドライブが搭載されたノート型PCは沢山あります。
ウについて,読出しにレーザ光,書込みに磁気とレーザ光という特徴を持つのはMOです。
次の記憶媒体のうち,記憶容量が最も大きいものはどれか。ここで,記憶媒体の直径は12cmとする。(IP_H28秋_問56)
ア BD-R
イ CD-R
ウ DVD-R
エ DVD-RAM
正解 ア
CD,DVD,BD(Blu-ray Disc)の中で,記憶容量が最も大きいものはBDです。なお,BD-R(Blu-ray Disc Recordable)は追記型のブルーレイディスクのことです。
講義動画では参考程度でOKとしていますが,こういう問題が出題されていることを考慮すると,やはり覚えておく方が良いかもしれません(^^;
CDの容量:650MB〜700MB
DVDの容量:片面1層で4.7GB,片面2層で8.5GB(両面なら×2倍)
BDの容量:片面1層で25GB,片面2層で50GB ※片面2層のものはBD-DL(Dual Layer)という
記憶素子として半導体メモリを用いているものはどれか。(IP_H24秋_問61)
ア CD-ROM
イ DVD-RAM
ウ MD
エ USBメモリ
正解 エ
USBメモリはフラッシュメモリですので,エが正解です。
第56回目の講義内容と重複していますが,しっかりと覚えておいてください。
フラッシュメモリを用いたSSD(Solid State Drive)は,ハードディスクの代わりとして期待されている記憶装置である。このSSDを用いるときに留意すべき点はどれか。(IP_H21秋_問57)
ア 書込み回数に上限がある。
イ 書込みより読出しが遅い。
ウ 振動や衝撃に弱い。
エ ファイルの断片化による性能悪化が著しい。
正解 ア
SSDは,半導体メモリを用いた補助記憶装置で,ハードディスクの代わりとして利用することができます。また,フラッシュメモリを用いたタイプのSSDでは,書込みや消去のたびに素子が劣化するため,書込み回数に上限があるとされています。
なお,覚えておきたいその他の特徴として,
長所には,アクセスが高速であること,静音・省電力であること,振動や衝撃に強いことなどが挙げられます。
短所には,高価であること,故障時のデータの復元が難しいことなどが挙げられます。
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