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第32回 開発アプローチ

学習内容

開発アプローチ

プロセス中心アプローチ / POA / データ中心アプローチ / DOA

オブジェクト指向 / オブジェクト / クラス / カプセル化 / 継承

UML / ユースケース図 / クラス図

重要ポイント

プロセス中心アプローチは機能や処理に注目するアプローチ手法

データ中心アプローチはデータに注目するアプローチ手法

プロセス中心アプローチはDFDで,データ中心アプローチはE−R図で

UMLはオブジェクト指向に対応したモデル化技法

UMLの図にはユースケース図,クラス図などがある

練習問題1

ソフトウェア開発で利用する手法に関する記述a〜cと名称の適切な組合せはどれか。(IP_H22秋_問45改)

a 業務の処理手順に着目して,システム分析を実施する。

b 対象とする業務をデータの関連に基づいてモデル化し,分析する。

c データとデータに関する処理を一つのまとまりとして管理し,そのまとまりを組み合わせて開発する。

ア a:オブジェクト指向,b:データ中心アプローチ,c:プロセス中心アプローチ

イ a:データ中心アプローチ,b:オブジェクト指向,c:プロセス中心アプローチ

ウ a:プロセス中心アプローチ,b:オブジェクト指向,c:データ中心アプローチ

エ a:プロセス中心アプローチ,b:データ中心アプローチ,c:オブジェクト指向

正解 エ

aは業務の処理手順に着目してとありますので,プロセス中心アプローチです。

bはデータの関連に基づいてモデル化しとありますので,ここからE-R図を連想して,E-R図からデータ中心アプローチを連想するのが分かりやすいと思います。

cはデータとデータに関する処理を一つのまとまりとしてありますので,オブジェクトを連想して,つまりオブジェクト指向と考えれば良いですね。

よって,エの選択肢が正解です。

練習問題2

業務プロセスのモデリング表記法として用いられ,複数のモデル図法を体系化したものはどれか。(FE_H23秋_問63)

ア DFD

イ E-R図

ウ UML

エ 状態遷移図

正解 ウ

複数のモデル図法を体系化したものですから,ユースケース図やクラス図などがあるUMLが正解です。

他の選択肢ではDFDとE-R図が重要ですので,図のイメージやキーワードがパッと出てこない場合はしっかりと復習しておいてください。ちなみに,DFDとE-R図は第23回目の講義内容です。

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