ビジネス戦略
CSF / KPI / KGI / バランススコアカード
バリューエンジニアリング / バリューチェーンマネジメント
ビジネス戦略
CSF / KPI / KGI / バランススコアカード
バリューエンジニアリング / バリューチェーンマネジメント
CSFは重要成功要因のこと
KPIは過程の評価指標,KGIは最終結果の評価指標
バランススコアカードは,財務,顧客,業務プロセス,学習と成長の4つの視点で業績をバランス良く評価する
バリューエンジニアリングは「機能÷コスト」で価値を分析する
経営戦略の目標や目的を達成する上で,重要な要因を表すものはどれか。(IP_H22秋_問29)
ア CSF
イ ERP
ウ MRP
エ SCM
正解 ア
目標達成(成功)に重要な要因とありますので,CSFが正解です。
他の選択肢の用語は未学習ですが,どれも重要な用語です。次回以降で順番に学習していきます。
評価指標には目標の達成度を評価する指標と,目標達成の手段を評価する指標の2種類がある。“社員の英語力を向上する”との目標を設定したとき,目標の達成度を示している指標として,適切なものはどれか。(IP_H23春_問3)
ア 英語学習の重要性に関する社長メッセージの社員認知率が80%以上
イ 英語カテストでの650点以上の得点者比率が60%以上
ウ 英語カテストヘの社員参加率が90%以上
エ 月例の社内英語研修の開催率が90%以上
正解 イ
この問題は,KGI(目標の達成度を評価する指標)とKPI(目標達成の手段を評価する指標)の違いが理解できているかという問題です。
アは英語学習の動機付けに関係する内容です。英語力の向上に学習の動機付けは不可欠な内容ですが,動機付けをしただけでは目標(英語力の向上)が達成できたとは言えません。
イの英語力テストで高得点者が多いということは,目標(英語力の向上)が達成できたと判断できます。よって,目標の達成度を評価する指標として適切な内容です。
ウの英語力テストを受験させることも大切ですが,テストを受験させただけでは目標(英語力の向上)が達成できたとは言えません。
エの英語研修の開催についても大切なことですが,やはり,英語研修を開催しただけでは目標(英語力の向上)が達成できたは言えません。
また今回の問題では,KGIやKPIという用語は出てきていませんが,この2つの用語についてもしっかりと覚えておいてください。
バランススコアカードで企業業績を評価する四つの視点として一般的なものは,“財務”,“内部ビジネスプロセス”及び“学習と成長”ともう一つはどれか。(IP_H22秋_問16)
ア 顧客
イ 情報
ウ 戦略
エ 品質
正解 ア
バランススコアカードの4つの視点は,“財務”,“顧客”,“内部ビジネスプロセス(業務プロセス)”,“学習と成長”の4つです。
問題文に足りていないのは“顧客”でしたので,アが正解です。
また,顧客の視点に関する業績評価指標はどれかといった問題も出題されていますので,顧客の視点は,顧客満足度,市場占有率,リピート率,クレーム発生件数などといったようにイメージできるようにもしておきましょう。
バリューエンジニアリングにおいて,価値を定義する二つの要素はどれか。(IP_H25春_問29)
ア 粗利と売上原価
イ 機能とコスト
ウ 計画と実績
エ 固定費と変動費
正解 イ
バリューエンジニアリングは,機能とコストの関係を使って価値を分析する手法です。
この問題はキーワード通りですので簡単だと思いますが,逆に機能とコストの関係で価値を分析する手法は?と問われた場合に,バリューエンジニアリングという言葉が出てくるようにもしておいてください。
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