エンジニアリングシステム
CAD / CAM / CIM / MRP / JIT / FMS / セル生産方式
コンカレントエンジニアリング / プロトタイピング
エンジニアリングシステム
CAD / CAM / CIM / MRP / JIT / FMS / セル生産方式
コンカレントエンジニアリング / プロトタイピング
CADは設計の支援,CAMは製造の支援
MRPは資材所要量計画のこと
JITは「必要な物を必要な時に必要な量だけ」
コンカレントエンジニアリングは工程を並行して進めることで期間短縮を図る
CAMの導入効果として適切なものはどれか。(IP_H24秋_問12改)
ア コンピュータを利用して工作機械を制御することで,製造作業の精度や効率を高める。
イ コンピュータを利用して生産に必要な部品の時期と量を計算することで,発注の効率を高める。
ウ コンピュータを利用して設計中の製品の性能について条件を変えながらシミュレートすることで,開発の効率を高める。
エ コンピュータを利用して設計作業を行うことで,設計作業の品質や効率を高める。
正解 ア
CAMはコンピュータ支援製造のことですから,アが正解です。
イはMRPの導入効果の説明ですね。
ウはCAEの導入効果の説明ですが,これはスルーしましょう。
エは設計作業とありますのでCADの導入効果の説明ですね。
CADはdesignだから設計,CAMはmanufacturingだから製造と覚えておくといいですね。
次の手順(1)〜(3)に従って処理を行うものはどれか。(FE_H28春_問72改)
(1) 今後の一定期間に生産が予定されている製品の種類と数量及び部品構成表を基にして,その構成部品についての必要量を計算する。
(2) 引当て可能な在庫量から各構成部品の正味発注量を計算する。
(3) 製造/調達リードタイムを考慮して構成部品の発注時期を決定する。
ア CAD
イ CAM
ウ JIT
エ MRP
正解 エ
手順の(1)〜(3)は部品(材料)の所要量に関する計画についての内容なのでMRPが正解です。
アのCADはコンピュータ支援設計のことです。
イのCAMはコンピュータ支援製造のことです。
ウのJITは必要な物を必要な時に必要な量だけ用意するという考え方のことですが,手順(1)が完全に的外れな内容です。
今回は少し変わった切り口の問題でしたが,こういう問題を通じて知識を深めていくことも大切ですね。
製品開発のライフサイクルにおいて,技術開発や製品の機能設計,ハードウェア設計,試作,製造準備といった作業工程のうち,同時にできる作業は並行して進め,手戻りや待ちをなくして製品開発期間を短縮する手法はどれか。(IP_H24春_問3)
ア インダストリアルエンジニアリング
イ コンカレントエンジニアリング
ウ バリューエンジニアリング
エ リバースエンジニアリング
正解 イ
製品開発の各工程を並行して進めて,製品開発期間の短縮やコスト削減を図る手法はコンカレントエンジニアリングです。
他の選択肢では,ウのバリューエンジニアリングが既に学習済みの用語ですね。
アは完全無視でOKで,エのリバースエンジニアリングも今回はスルーしておきましょう。
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