代表的なアルゴリズム
線形探索 / 2分探索 / 最大値探索
基本選択法 / 基本交換法 / 基本挿入法
代表的なアルゴリズム
線形探索 / 2分探索 / 最大値探索
基本選択法 / 基本交換法 / 基本挿入法
2分探索は探索範囲を半分に絞り込む作業を繰り返して目的のデータを探索する
2分探索において,データの個数が4倍になると,最大探索回数はどうなるか。(FE_H17春_問15)
ア 1回増える。
イ 2回増える。
ウ 約2倍になる。
エ 約4倍になる。
正解 イ
2分探索は,1回の探索(比較)で対象のデータを半分に絞り込むことができます。
仮に,元のデータの個数が1000個だったとすれば,データの個数が4倍になると4000個になります。この4000個のデータに対して2分探索を行えば,1回の探索(比較)で2000個まで減らすことができ,さらにもう1回の探索(比較)で元の1000個まで減らすことができます。
よって,データの個数が4倍になると,最大探索(比較)回数は2回増えます。
5個のデータ列を次の手順を繰り返して昇順に整列するとき,整列が完了するまでの手順の繰返し実行回数は幾つか。(IP_サンプル問題_問54)
〔整列前のデータの並び順〕
5,1,4,3,2
〔手順〕
(1) 1番目のデータ>2番目のデータならば,1番目と2番目のデータを入れ替える。
(2) 2番目のデータ>3番目のデータならば,2番目と3番目のデータを入れ替える。
(3) 3番目のデータ>4番目のデータならば,3番目と4番目のデータを入れ替える。
(4) 4番目のデータ>5番目のデータならば,4番目と5番目のデータを入れ替える。
(5) 一度も入替えが発生しなかったときは,整列完了とする。入替えが発生していたときは,(1)から繰り返す。
ア 1
イ 2
ウ 3
エ 4
正解 エ
基本交換法に関する問題ですが,基本交換法を知らなくても解ける問題ではあります。
とりあえず,手順に従って実行していくと,
(1) 5,1,4,3,2 → 1,5,4,3,2
(2) 1,5,4,3,2 → 1,4,5,3,2
(3) 1,4,5,3,2 → 1,4,3,5,2
(4) 1,4,3,5,2 → 1,4,3,2,5
(5) 入れ替えが発生しているので(1)から繰り返す。
(1) 1,4,3,2,5 → 1,4,3,2,5
(2) 1,4,3,2,5 → 1,3,4,2,5
以下略
このように丁寧に辿っていけば,繰返しの回数は4回であることが分かります。
頑張って辿ってみてください(^^;
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