マーケティング
マーケティングミックス(4P) / 4C / プロダクトライフサイクル
イノベータ / オピニオンリーダ / 顧客満足 / サービスプロフィットチェーン
マスマーケティング / ワントゥワンマーケティング / プッシュ型 / プル型 / RFM分析
マーケティング
マーケティングミックス(4P) / 4C / プロダクトライフサイクル
イノベータ / オピニオンリーダ / 顧客満足 / サービスプロフィットチェーン
マスマーケティング / ワントゥワンマーケティング / プッシュ型 / プル型 / RFM分析
マーケティングの4つのPは,Product(製品),Price(価格),Place(流通),Promotion(販売促進)
プロダクトライフサイクルは導入期→成長期→成熟期→衰退期の順番
ワントゥワンマーケティングは1対1で顧客と向き合うマーケティング
企業は,売上高の拡大や市場占有率の拡大などのマーケティング目標を達成するために,4Pと呼ばれる四つの要素を組み合わせて最適化を図る。四つの要素の組合せとして適切なものはどれか。(IP_H25春_問10)
ア 価格(price),製品(product),販売促進(promotion),利益(profit)
イ 価格(price),製品(product),販売促進(promotion),流通(place)
ウ 価格(price),製品(product),利益(profit),流通(place)
エ 製品(product),販売促進(promotion),利益(profit),流通(place)
正解 イ
これはマーケティングミックスの問題です。マーケティングミックスを構成する4つのPは,価格(price),製品(product),販売促進(promotion),流通(place)のイが正解ですね。
迷ってしまったという方はしっかりと覚えておきましょう。
ECサイトに関連するマーケティング施策のうち,マーケティングミックスを構成する4PのPlaceに関連するものはどれか。(IP_H21秋_問22)
ア ECサイトでの販売に際し,ECサイト専用の商品を開発した。
イ ECサイトへの来訪者数を増加させるために,検索連動型広告を活用した。
ウ 従来,代理店を通じて販売していた商品のECサイトでの直販を開始した。
エ 販売代理店への手数料が不要になったので,ECサイトで直販する商品の価格を下げた。
正解 ウ
これもマーケティングミックスの問題ですね。
Placeはどのように商品を流通させるかですから,ECサイトでの直販が正解ですね。
アはECサイト専用の商品を開発したとありますので,Product(製品)に関連する内容ですね。
イは検索連動型広告を活用したとありますので,Promotion(販売促進)に関連する内容です。
エは商品の価格を下げたとありますので,Price(価格)に関連する内容です。
ちなみに,ECサイトというのはインターネットショッピングサイトのことです。
プロダクトライフサイクルにおける成熟期の特徴はどれか。(FE_H25秋_問70)
ア 市場が商品の価値を理解し始める。商品ラインもチャネルも拡大しなければならない。この時期は売上も伸びるが,投資も必要である。
イ 需要が大きくなり,製品の差別化や市場の細分化が明確になってくる。競争者間の競争も激化し,新品種の追加やコストダウンが重要となる。
ウ 需要が減ってきて,撤退する企業も出てくる。この時期の強者になれるかどうかを判断し,代替市場への進出なども考える。
エ 需要は部分的で,新規需要開拓が勝負である。特定ターゲットに対する信念に満ちた説得が必要である。
正解 イ
プロダクトライフサイクルは製品を市場に投入してから撤退するまでのプロセスを,製品の一生に例えたものです。
プロダクトライフサイクルには,導入期,成長期,成熟期,衰退期の4つの期間があり,それぞれの特徴は次のとおりです。
導入期は,製品がほとんど売れない時期ですが,製品を認知してもらうために積極的な投資が必要な時期です。この時期はほとんどの場合で利益はありません。
成長期は,需要が拡大し売上も拡大する時期ですが,競合他社が同様の製品を発売し競争も激しくなります。生産設備の拡充や競争に負けないためにも投資が必要となります。
成熟期は,製品がすべての人に行き当たり需要も落ち着きを見せます。この時期は利益が安定的に見込める場合と,さらに競争が激しくなる場合があり,これにより説明が分かれる時期でもあります。
衰退期は,需要が後退することで売上が減少する時期です。
今回の問題では,ア〜エの選択肢を,需要は部分的(エ)→市場が商品の価値を理解し始める(ア)→需要が大きくなり(イ)→需要が減ってきて(ウ),というように順番に並べることで成熟期は3番目のイである,と簡単に判断できます。
一人一人のニーズを把握し,それを充足する製品やサービスを提供しようとするマーケティング手法はどれか。(IP_H28春_問29)
ア ソーシャルマーケティング
イ テレマーケティング
ウ マスマーケティング
エ ワントゥワンマーケティング
正解 エ
一人一人とありますので,ワントゥワンマーケティングのエが正解ですね。
今回のように一人一人とはっきりとしたキーワードがある場合は楽ですが,顧客との良好な関係を構築することを目的としたマーケティングというように出題される場合もありますので注意してください。
その他の選択肢だと,マスマーケティングが重要ですね。
顧客の購買行動を分析する手法の一つであるRFM分析で用いる指標で,Rが示すものはどれか。ここで,括弧内は具体的な項目の例示である。(IP_H27春_問24)
ア Reaction(アンケート好感度)
イ Recency(最終購買日)
ウ Request(要望)
エ Respect(ブランド信頼度)
正解 イ
動画内で強調していた部分ではなかったので,少し難しい問題だったかもしれません。
RFM分析は,Recency(最終購買日),Frequency(購買頻度),Monetary(累計購買金額)の3つの基準で,顧客を分類する手法です。
よって,正解はイのRecency(最終購買日)です。
イの選択肢以外は,リアクション,リクエスト,リスペクトと耳にしたことがあると思われる言葉が並んでいましたが,引っかからないように注意してください。
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