ビジネスシステム
POS / SFA / ETC / GPS / CTI / RFID
トレーサビリティシステム / スマートグリッド / デビットカード
ビジネスシステム
POS / SFA / ETC / GPS / CTI / RFID
トレーサビリティシステム / スマートグリッド / デビットカード
POSは“販売時点”情報管理のこと
SFAは営業活動を支援するシステムのこと
RFIDはICチップの情報を無線で読取る技術のこと
トレーサビリティはトレース(辿る)できるという性質のこと
店舗で商品を販売した時点で販売情報を記録し,商品売上情報を単品ごとに収集,蓄積,分析するシステムはどれか。(AD_H17秋_問75改)
ア EOS
イ ETC
ウ POS
エ SCM
正解 ウ
販売した時点でというキーワードからPOSと判断できますね。
アのEOSは,Electronic Ordering Systemの略で,電子受発注システムのことを指します。企業間の商品の発注と受注をコンピュータで行えるようにするものでビジネス的には重要なシステムですが,ITパスポート試験においては重要度は低めです。
イのETCは高速道路などで使われている料金清算のシステムのことです。
エのSCMはサプライチェーンマネジメントのことですね。既に学習済みの内容ですので,忘れているようであれば復習しておきましょう。
最近のPOSの問題はもう少しひねったものが多いようですが,販売時点で売上情報を管理するというキーワードと内容が理解できていれば十分対応できると思います。
経営戦略が策定され,その戦略の一つに“営業部門の組織力強化”が掲げられた。この戦略を実現するための情報システムとして,適切なものはどれか。(IP_H22春_問8)
ア MRPシステム
イ POSシステム
ウ SCMシステム
エ SFAシステム
正解 エ
少しひねった問題ですが,“営業部門の組織力強化”は営業活動の支援と捉えることができますので,SFAが正解です。
アのMRPは次回講義の学習内容です。
イのPOSはスーパーやコンビニなどの店頭での販売時点情報管理ですから,営業部門の組織力強化とは結びつきません。
ウのSCMは練習問題1でも出てきていますが,サプライチェーンマネジメントのことです。
誤り選択肢の内容も徐々に学習済みの内容が多くなってきています。それだけ学習が進んでいる証拠ですが,忘れてしまっていると意味がありませんのでしっかりと復習しておきましょう。
電車の定期券などとして利用される非接触型ICカードに用いられている技術はどれか。(IP_H22春_問78)
ア IrDA
イ RFID
ウ バーコード
エ 無線LAN
正解 イ
ICカード内のICチップのデータを,非接触で読取るにはRFIDという技術が使われます。
アのIrDAは赤外線で通信する規格です。詳しくはテクノロジ分野で学習します。
ウについてですが,ICカードは情報をバーコードではなくICチップで保持しますので,全く関係ない選択肢ですね。
エの無線LANも,ICカードとは一切関係ありません。
試験でSuicaやPASMO(東京),ICOCAやPiTaPa(大阪)などの固有名詞は出てきませんが,非接触型のICカードというのがイメージしやすいように覚えておくのはアリだと思います。
トレーサビリティに該当する事例として,適切なものはどれか。(IP_H26春_問5)
ア インターネットやWebの技術を利用して,コンピュータを教育に応用する。
イ 開発部門を自社内に抱えずに,開発業務を全て外部の専門業者に任せる。
ウ 個人の知識や情報を組織全体で共有し,有効に活用して業績を上げる。
エ 肉や魚に貼ってあるラベルをよりどころに生産から販売までの履歴を確認できる。
正解 エ
トレーサビリティは“辿ることができる”ことですので,店頭の商品(肉や魚)から流通経路や原産地の情報まで辿ることができるようにすることは,まさにトレーサビリティに関する事例です。
アはeラーニングに関する事例です。このサイトの講義動画を使って学習するのもeラーニングといえますね。
イはアウトソーシングに関する事例ですが,これは未だ学習していない内容です。
ウはナレッジマネジメントに関する事例です。
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