プログラム言語
ソースコード / コンパイラ / インタプリタ / C言語 / COBOL
BASIC / Java / アプレット / サーブレット
スクリプト言語 / JavaScript
プログラム言語
ソースコード / コンパイラ / インタプリタ / C言語 / COBOL
BASIC / Java / アプレット / サーブレット
スクリプト言語 / JavaScript
コンパイラはソースコードを一括変換して実行する言語プロセッサ
インタプリタはソースコードを一行ずつ解釈して実行する言語プロセッサ
C言語はUNIXの開発にも用いられた汎用性の高いプログラム言語
Javaはオブジェクト指向のプログラム言語
アプレットはサーバからダウンロードしてブラウザ上で実行するタイプのJava
サーブレットはサーバ上で実行して結果だけをブラウザに送るタイプのJava
JavaScriptは動的なWebページの作成に利用されるスクリプト言語
インタプリタ方式によるプログラムの特徴として,適切なものはどれか。(AD_H20秋_問22)
ア 一般にコンパイル方式よりも処理が高速であり,大規模なプログラムの作成に向いている。
イ 生成される目的プログラムが,コンパイラによるものよりも大きくなる。
ウ バッチ処理専用であり,会話型処理では使用できない。
エ プログラムを1行ずつ翻訳しながら実行するので,処理時間がかかる。
正解 エ
インタプリタはプログラムのソースコードを1行ずつ翻訳しながら実行する言語プロセッサです。ソースコードが未完成な状態でも部分的に実行できるという強みはありますが,コンパイラ(で変換した後のプログラムの実行速度)と比較して実行速度は遅くなります。
アについて,インタプリタとコンパイラを比較した場合,インタプリタの方が実行速度は遅くなります。
イについて,インタプリタ方式ではソースコードをそのまま翻訳しながら実行しますので,そもそも目的プログラムが生成されません。
ウについて,言語プロセッサの違いによってバッチ処理専用や会話型処理専用といった区別はありません。
プログラムの実行方式としてインタプリタ方式とコンパイラ方式がある。図は,データを入力して結果を出力するプログラムの,それぞれの方式でのプログラムの実行の様子を示したものである。a,bに入れる字句の適切な組合せはどれか。(IP_H25秋_問55改)
ア a:インタプリタ,b:インタプリタ
イ a:インタプリタ,b:コンパイラ
ウ a:コンパイラ,b:インタプリタ
エ a:コンパイラ,b:コンパイラ
正解 イ
少し難しい問題ですが,インタプリタ方式ではソースコードを1行ずつ解釈して実行するため,目的プログラム(オブジェクトプログラム)は生成されません。
よって,左側の図がインタプリタ方式で,右側の図がコンパイラ方式となります。
Java言語で作成したプログラムであり,Webサーバからダウンロードして,Webブラウザ上で実行するものはどれか。(IP_H24秋_問73)
ア Javaアプリケーション
イ Javaアプレット
ウ Java仮想マシン
エ Javaサーブレット
正解 イ
サーバからダウンロードしてブラウザ上で実行するタイプのJavaといえば,Javaアプレットです。
サーバ上で実行し結果をブラウザに返すタイプのJavaサーブレットと混同しやすいですので注意してください。
ちなみに,アのJavaアプリケーションは通常のアプリケーション開発で利用されるJavaプログラムです。Webとは関係ないタイプのと考えると良いかも知れません。
ウのJava仮想マシン(JVM:Java Virtual Machine)は,Javaプログラムを実行するための仮想マシンのことです。これがないとJavaプログラムは実行できませんので,何気に重要な仕組みです。
コンピュータで実行可能な形式の機械語プログラムを何と呼ぶか。(IP_H25春_問60)
ア オブジェクトモジュール
イ ソースコード
ウ テキストデータ
エ ロードモジュール
正解 エ
これはかなり難しい問題です。ソースコードを言語プロセッサで変換したものをオブジェクトモジュールといい,それをさらにその他のプログラムと連係させて実行可能な状態にしたものをロードモジュールといいます。
プログラムを実行するということは,主記憶装置にロードするということなので,ロードできるモジュールということからロードモジュールとよばれています。
あまり重要ではないと思って講義動画ではサラッと流してしまったのですが,この問題を解く場合に誤解を招きそうでしたので,補足説明的にこの問題をピックアップしました。という訳で参考程度におさえておいてください。
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